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お店に行かなくてもプロ級仕上げ! 接着剤でメガネを自分で直すには

投稿者 :晃梅オンライン on

お気に入りのフレームがパキッと割れた瞬間、真っ先に思い浮かぶのは「お店に持っていかなきゃ…」。でも実はヒビの位置・深さ・素材が一定条件を満たせば、接着剤だけで強度を取り戻せます。本記事では“接着剤で直るタイミング”を見極める方法と、梅忠商店オンラインストアで手に入る接着剤の使い分け、作業フロー、仕上げのコツまでを一気に解説します。


※ご注意

本記事のセルフ補修法は “実用強度の回復” を主眼に置いた応急処置です。仕上がりの見た目は新品同様には戻らず、結果には個体差があります。あくまで自己責任で行って下さい。

【セルフ補修が成立する3条件】

  1. ヒビが浅く荷重が小さい
    テンプル中腹の線キズやリム先端の欠けなど、力のかかりにくい場所なら OK。

  2. 素材が接着しやすい
    アセテート、TR90、ステンレスなどは瞬間系と好相性。ナイロン系高弾性樹脂は難易度高。

  3. 折れ線がパーツ端にあり位置決めが簡単
    ブリッジ中央の完全断裂やヒンジ芯棒折れは専門店行き。


【症状別・最適接着剤ガイド】

  • 細いクラック/飾りパーツ
    → 低粘度瞬間接着剤 アロンアルフア201

毛細管現象でヒビに浸透しやすく 20 g の大容量。

※該当する商品:アロンアルフア201 瞬間接着剤

  • 垂直面や欠けの再固定
    → アロンアルフア ゼリー状

ジェルが垂れず、位置決めがラク。

※該当する商品:アロンアルフア ゼリー状

  • 金属ヒンジ周辺・ネジ穴
    → アロンアルフア101

鉄・銅・ステンレスに強い。

※該当する商品:アロンアルフア 101

  • 白化や臭いを抑えたい樹脂-金属複合部
    → アロンアルフア801

低臭気で仕上がりがきれい。

※該当する商品:アロンアルフア 801

  • 大きめの破断や充填補修
    → エポクリヤー/コニシボンド2液系接着剤

5分で硬化開始、透明仕上げ。

※該当する商品:エポクリヤー/コニシボンド2液系接着剤

  • 芯棒など強度最優先
    → コニシボンドEセット

硬化収縮が少なく 90 分で淡色透明。

※該当する商品:コニシボンド Eセット

【基本作業フロー】

  1. 脱脂洗浄
    中性洗剤で油分を落とし、完全乾燥。

  2. 仮合わせ
    マスキングテープで折れ面をぴたりと固定する。

  3. 接着剤塗布
    液状ならヒビ内部へ点付け、ゼリー状は面に薄く塗布。瞬間系は2分、エポキシ系は20分ほど静置。

  4. 硬化促進&隙間充填
    ギャップがある場合は硬化促進剤をひと吹きで硬化スピードと白化低減を同時に実現できます。

  5. 24 時間養生後の仕上げ
    800→1500 番の耐水ペーパーでバリを取り、仕上げにプラスチック用コンパウンドで艶出し。はみ出しは専用はがし液でサッと処理。

【仕上げを格上げするコツ】

  • 研磨は“力を抜いて面で当てる”が鉄則。局所圧を避けると肌理が均一に。

  • セルフレームは透明クリアラッカーを薄く吹けば色ムラ防止&耐紫外線性が向上。

  • 補修後1週間は畳む・掛け外す動作をゆっくり行い、接着面に慣らし運転を。

【プロに任せるべき症状】

ヒンジ芯棒完全破断、ブリッジ中央の折損、チタンフレームの深い変形はロウ付けやレーザー溶接が必要です。無理に DIY すると破損が拡大しかねないため、判断に迷ったら眼鏡店へ。

【まとめ】

“浅いヒビ+適材適所の接着剤+丁寧な養生” この3ステップを守れば、ご自宅でもメガネを実用レベルまで甦らせることができます。梅忠商店オンラインストアには瞬間系・2液系・硬化促進剤・はがし液までラインアップが揃っているので、いざという時はこの記事を片手にセルフリペアに挑戦してみてください。クリアな視界とお気に入りのフレームが再びあなたの毎日を支えてくれるはずです。

「見た目まで新品同様に直したい」「強度や安全性が心配」という場合は、専用設備と技術を持つ眼鏡専門店へ依頼するのが確実です。費用と時間はかかりますが、仕上がりの完成度やアフターケアの安心感はセルフ補修では得がたいメリット。迷ったら無理をせず、プロに相談してみましょう。


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