研磨棒で仕上がりに差がつく！代表的な5種類の特徴と使い分け

眼鏡加工や修理に欠かせない「研磨棒」

一見どれも同じように見えますが、素材や形状の違いによって磨き心地や仕上がりが大きく変わります。

この記事では、数ある研磨棒の中から代表的な5種類を取り上げ、それぞれの特徴と使い分けを解説します。

1. フェルト研磨棒

特徴：密度が高く、硬めの仕上がり

用途：金属フレームの表面研磨、小さな傷の除去

メリット：強い研磨力で短時間で効果が出る

注意点：柔らかい素材には向かない

2. ゴム研磨棒

特徴：弾力があり、柔らかく削れる

用途：アセテートフレームの調整や仕上げ

メリット：削りすぎを防ぎ、初心者にも扱いやすい

注意点：金属など硬い素材の研磨には不向き

3. レザー研磨棒（革研磨棒）

特徴：革素材で表面が滑らか

用途：最終仕上げの艶出し

メリット：コンパウンドと組み合わせて輝きを最大化

注意点：削る力は弱いので「整える」という用途がメイン

4. 木製研磨棒

特徴：木の硬さを活かした伝統的な研磨具

用途：細部の整形や微妙なライン出し

メリット：形状を加工しやすく、自由度が高い

注意点：耐久性は他の研磨棒より劣る

5. ダイヤモンド研磨棒

特徴：表面にダイヤモンド粒子をコーティング

用途：硬質金属やチタンフレームの仕上げ

メリット：非常に高い研磨力、長寿命

注意点：価格がやや高め、削りすぎに注意

紹介した商品はこちら：研磨棒

研磨棒の選び方のポイント

素材に合わせる – 金属には硬い研磨棒、樹脂には柔らかい研磨棒

作業工程に合わせる – 荒削り → 仕上げ → 艶出しと段階的に使い分け

持ちやすさとサイズ – 細部加工か広い面かによって棒の太さを選ぶ

まとめ

研磨棒は「どれでも同じ」ではなく、素材や工程に合わせて使い分けることで仕上がりの美しさが変わります。

フェルト・ゴム・革・木・ダイヤモンド、それぞれの特徴を理解し、適切に選ぶことが大切です。

梅忠商店では、プロ仕様から初心者向けまで幅広い研磨棒を取り揃えています。ぜひ、作業に合った一本を見つけてください。